自分を変えるには? レア力で生きる|小宮山利恵子【書評・読書感想】 

書評・読書感想

どうも、FC岐阜大好き、ほしです。

今回は、読み終えた本の感想や得た学びを綴りたいと思います。

この本を選んだ理由

定年まで会社に勤め続けるという、今までの当たり前が崩れてきました。
会社はもう僕やあなたを守ってくれません。
いや、すでにそんな意識すら若者は持っていないでしょう。
こんな時代に求められるのは、個人の力。

うん。
こうやって言うことは実に簡単です。

では、個人の力とは何?
そして自分にはどんな力があるの?
この問いに対する答えを探し出すことが難しいのだと思っています。

自分が何が得意か、何が好きなのか、何ができるのか。
僕の感覚では、大多数の人は何か特別なことをしてきた訳ではなく、だからこれといって誇れるものはないと考えていると思います。
まさしく僕自身もそうだからです。

じゃあこの状態からどうすればいいのでしょう?
こんな自分への問いかけから、ヒントを探している中で、この本に出会いました。

この本は、あなたのやりたいことや強みなど、具体的な答えが出るという性質の本ではありません。しかし、読み終わると最初の一歩を踏み出すために背中を押してくれることになるでしょう。

自分がいったい何をすべきなのか、それがわかると思います。

この本を薦めたい人

  • 今、迷いがある人
  • 忙しい日々の中で、正体不明のモヤモヤにもがいている人
  • やりたいことが特に決まってない学生

このような方々に、ぜひこの本をおすすめします。
ヒントが多く詰まっていると思います。

著者について

著者は小宮山利恵子さん。
現在、スタディサプリ教育AI研究所所長、そして東京学芸大学大学院准教授でもあります。

この大学准教授といいう肩書きだけ見ると、さぞエリートだろうと思うかもしれません。
少なくとも僕の第一印象はそうでした。

しかし、ここに到るまでにもがいて、動き回って、色々と経験されています。
この辺りは読み進めていけば紹介されていますし、その経験を元に感じたこと・思ったことを書かれていますのでチェックしてください。

本を読んだ感想

日本人が陥る「井の中の蛙」

本文中にこんな文があります。

「日本人は言語の壁によって国内しか見てない人が多いため、日本人だけの『普通』から抜け出せなくなってる人があまりにも多い。」

我々日本人の多くが、日本しか知らないという現状を危惧しています。

幸か不幸か、日本は住みやすい国です。
治安もよく、住環境の面も大きな問題は無いでしょう。
そして島国であること。日本語が言語として難しく、かつ市場が大きいがゆえに、日本だけで成り立っていること。ここに居れば何となくは暮らしていける現状が揃っています。

日本人が日本に住んで働けば平凡な生活はできる、それ自体は素晴らしいことです。
考えるべきは、あなたはそのままで良いのかということ。
僕はこのまま何となく暮らすことは嫌です。その結論に至ったことにより、この本にも出会えたのだと思っています。

本の内容から逸れますが、オリエンタルラジオ中田敦彦さんのYoutubeチャンネル内の対談で、オンデーズ社長の田中修治社長が「日本には素晴らしい市場がある」と仰っていたのが印象的でした。
この発言は海外展開してきた田中さんだからこそ、日本の市場の大きさ・魅力を再確認したのでしょう。

自分が見ている現状が全てだ、という認識はとても危険です。
一歩ずれて、外に出てみて、その経験から考えることが大切であるとともに、もはや必須事項なんだとも学びました。

思いのままに動いているか

趣味も仕事も、好きなことをやりたいと普段から意識して動いた小宮山さんは、自分にブレーキをかけているのは自分だと気づいたと言います。

確かに。僕もそうだ。
この思考の「クセ」はいつから身につけてしまったのだろうか。

富士山に登りたい!
でも現地に行くまで遠いし、服装・装備揃えないといけないからめんどくさい。
数年前にこう思ったことを思い出しました。

僕が富士山に登ったとしても、それで他人に直接影響を与えることはないでしょう。
でも登ったら、僕は「富士山の登った」という経験を得ることになります。
いや、「富士山に登ろうとしたが、キツすぎて登れなかった」という経験かもしれません。
一度登ってみて、それで登山に興味を持つのか。
綺麗な風景に感動して、日本各地の風景を見に行くか。
風景を切り取るカメラに興味を持つのか。
はたまた、登山全てに興味を持たないという結果になるのか。

これらは、登らなければ何も分かりません。
結果としてどのような考えに至ったとしても、何かしらの経験が手に入るのです。
そして、手に入れた経験によって、判断ができるようになります。
僕はこの繰り返しによって、自分らしい人生が進んでいくのだと思いました。

だから、本当にやりたいと思ったならば動くべきだし、その時に動けるような習慣を身につけておかなければ、実際動くことはできないのでしょう。

動かない理由はいくらでも出てくるし、誰でもできるし、結局何も変わらない。

学びや体験にお金使う

上記の例に通ずるところがありますが、学びや体験にお金を使うべきだと小宮山さんは述べています。

何かを体験したことは、それが無駄になることはないと思っています。
その体験が経験となり、将来の判断の基準になると思うからです。
それによって次の一歩が決めやすいとも思っています。

やってみて面白い→好き→じゃあ次はこれ、とか。
楽しいとは思わない→もうやらない、とか。

こういう判断できないと、いつまでもやろうかな、やめようかなと悩み続けることになります。
悩み続けることは、結局何もしていない時間なのだから、本当に時間がもったいない。
悩むくらいなら、やりながら考える方が有効でしょう。

また、「学ばない大人」が多すぎることにも小宮山さんは危機感を抱いており、同感です。
世界での調査結果もあるようですが、これも終身雇用の弊害でしょうか。
新しく学ばなくても、仕事があるから、生活できる。
しかし、担当していた業務がAIに置き換わる。
会社という看板で仕事していたものが、看板を掲げられなくなる。
こうなった時に、何ができるでしょう。

その時に何もできない、となっても遅いです。
個人の力量を伸ばさなければ、大袈裟な表現でなく生き残れないでしょう。
その為には何かしら学び、成長する必要がありますよね。
だから僕は学びます。

まとめ

著者の小宮山さんは特別な天才なのか?いや、僕が言うのもおこがましいですが、天才ではないでしょう。

結局は「するか、しないか」の選択で、「する」を選択し続けた人だと思います。
それもむやみやたらに、なんでもやってきた訳ではなく、自分の軸を考えながら作りながら歩んできた方だと感じました。

その場で悩み続けても、一向に解決はしません。
何かをやってみて、それが成功でも失敗でも、その経験から初めて自分の判断ができる。
大切なのは、するかしないか。
今の僕にとって、しないという選択肢はほぼない。
まずはやってみることから始まる、そんなことを学ばせてもらいました。

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